山本弘は北極に巨大な慣性力をもつジャイロを設置すれば常に一定方向を向くはずだから、ジャイロと地面の間に発電機を設置すれば地球の自転エネルギーを取り出せると考えている。これはジャイロ効果を理解していない発言と言わねばならない。ジャイロは力の方向を90度変えるだけであり、一定方向を保ち続けるには少なくとも空間の3方向の回転自由度のうち1つが固定されていなければならない。1軸を固定するにはジャイロの持つ慣性力以上の慣性を持つ物体が必要であり、ロケットであればロケット本体の慣性がジャイロよりも大きいことによってジャイロは傾きを検知できる。地球の自転エネルギーを取り出せるような巨大な慣性力をもつジャイロであれば、それ自身の慣性力が地球に対して無視できず、地球はジャイロから90度ずれた回転エネルギーを受け取り、東西方向の回転を始める(実際には極めて複雑な回転運動になる)。これは地球の自転による回転運動の方向を変換しているだけであり、エネルギーを取り出すことはできない。

地球の自転について

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【ジャイロ椅子】自分が固定されていない状態でジャイロの回転方向を変えようとすれば与えた力とは90度ずれた方向に自分が回転する


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Last-modified: Mon, 04 Apr 2005 23:48:34 JST